【Food】レレゴレン(LELE GORENG)ってなに?
こんにちは、インドネシアのローカルフードで一度もお腹を壊したことのないanectの三島です。
心身ともに丈夫に産んでくれた親に感謝します。笑
今回は、大好きな私の好きなインドネシアのローカル料理について紹介します。
LELEGORENG とは?
LELEという魚をまるごとカラッと素揚げした料理です。 大体一緒に白いご飯と輪切りのキュウリがついてきます。
価格は屋台で1匹 Rp.11000(日本円で約90円)くらい、WarungでRp.25000(約200円)くらいですかね。 私の肌感覚だと基本は屋台、もしくはローカル感の強いWarungでしか置いていません。レストランやモールでは見かけないです。
そういう意味だと、インドネシアにいても見かけたことがない人もいるかもしれません。 そんな現地人の知る人は知るローカル料理です。
実際に食べてみると、ウナギやアナゴやキスに近いようなフワッとした白身です。
お店によっては最後に骨をもいちど揚げてくれて再度だしてくれたりします。(まさにうなぎボーンそのもの。)
↑生けるLELE
↑調理されたLELE
↑(番外編) LELEを狙うNEKO
LELE とは?
日本語では「ナマズ」らしいです。(最近知った…笑)
なぜLELEは好き嫌いが分かれるのか?
ポピュラーなローカル料理にもかかわらず、現地の人と話しても面白いくらいに好き嫌いが分かれます。
理由は大きく分けて以下の感じ。
嫌いな人
見た目
何よりも見た目があまりよろしくない。笑
生きているLELEもちょっとヌルヌルしているし、揚がったLELEもなんだか変な顔している。
そう思う気持ちは人種関係ないそうで、インドネシア人にも 「よくあんなの食べれるね~」と言われたりします。
川が汚い
LELEは川魚なのですが、殊インドネシアは川がとにかく汚い。 インドネシアで橋の下などを覗いたことがある人はいかに汚いかわかると思います。覗いたことはない人は...覗かなくていいと思います。いいことは何もありません。笑
その超絶汚い川には人間の排泄物なんかも流れていたりするそうで、そこに住み体内に栄養を取り入れているLELEはいわば…
「え…。(察し)」
キレイじゃないと思う人も多いみたいです。
※諸説あります。
最近はほとんど天然のLELEは獲れなくなっていて養殖ばかりとの話も聞きました。
好きな人
美味しい
美味しいです。上に記した通り、日本人にも馴染みのある白身魚です。 骨も硬くないので食べやすいです。(出生場所には思いを馳せないようにはしますが)私は好きな味です。
栄養価が高い
詳しいことは正直良くわかりませんが、カルシウムなどの栄養が豊富らしいです。
カロリーが低い
ダイエット中でも安心!(油で揚げてるのでプラマイゼロです、かね)
LELEのポテンシャルについて
これは私のインドネシア語の先生から教えてもらった話ですが、
LELEの養殖がインドネシアで1番コスパが良く儲かりやすい、となっていて今とても人気だそうです。
理由はだいたい、以下の通りです。
1. 需要>供給 のため、すぐに取引先が見つかる
最近までは確かに川から獲っていたLELEでしたが、様々な理由から足りなくなり現状は養殖の割合が増えているとのこと。最近出回っているLELEは多くが養殖のようですが、まだ養殖業者が提供元と比較して少ないため、卸売の業者による青田買いが激しいとのことです。
2. 飼育が難しくない
私自身は魚自体育てたことがないので簡単・難しいの基準がよく分かりませんが、 育てるにあたって特殊な設備や広大な敷地、熟練したノウハウ、技術がなくてもどうにかなるってことみたいです。
ただ生命を育てるので手間ひまはかけてあげないといけないとは思いますが。 あくまでも他の動物との比較です。
3. 初期投資が安い
2.の飼育にも関係しますが、特殊な設備や広大な敷地がいらないので ビニールプールで始める人もいるそうです。
また今後どうなるかは分かりませんが、現在は稚魚の価格もそんな高くないそう。
と、まあこんな具合で. レレゴレンならぬレレゴテン(御殿)が建った人もいるとかいないとか。
夢があるので、私もいつかレレの養殖始めます!(適当)
最後に
最後に、LELE GORENGとの最初の出会いを紹介します。 初めてはいったWarungでメニューを見た時、どれも見たことも聞いたこともない料理名だったため、声に出した時の響きが1番かわいいという理由で「レレゴレン」を選んだのを覚えています。
え、かわいくないですか?
まったく知らない料理に挑戦するのはすごく楽しいです。 出てきた時の「え?これ肉?魚?」から食事に入れるので 2度も3度も驚きがあります。
みなさんも、海外とかで分からない料理ばかりがメニューに並んだ時は、ぜひ文字や名前の雰囲気で決めてみてください!
おすすめです。
そして、LELE を食べたことない人はLELE にも挑戦してみてください^^
私もまた色んな食べ物に挑戦したいと思います。
では。